選び方のコツ

購入の目的を明確にしましょう

  • 良い着物を保管するために必要
  • ご婚礼のお祝いとして必要
  • 洋服を整理するために必要

現在お持ちのきもの類は?

  • 着物はいくつありますか?
  • 帯はいくつありますか?
  • 小物はいくつありますか?
  • その他の収納物は?

用途に合わせて
桐たんすの種類を選びましょう

和たんす

本体は、上下2つに別れ、上台は観音開きとなっており、中には、着物や和服を収納する衣装盆が入っています。下台は引き出しとなっており、お着物だけでなく普段着もたっぷり収納できます。お着物の数が多い人は、整理たんすよりも、和たんすの方が使い勝手が良いのでお勧めです。

整理たんす

引き出しは観音開きと違い密閉度が高いため、あまりお着物を着ない人、保管している状態が長い方にもお勧めいたします。

小袖たんす

背が低いため、お部屋に置いても圧迫感がなく、お着物を持っている数が少ない方には大変重宝いたします。

洋服たんす

観音開きの中は、ハンガーを掛けるためのパイプが通っており、扉の内側には鏡とネクタイ掛けが付いています。ハンガーに掛けた洋服が楽々収納でき、高価な毛皮のコートなどの収納には最適です。

帯たんす

帯専用の桐たんすで、出し入れがしやすく機能的な作りが特徴の帯たんす。お着物と同様に、高価な帯を、湿気や害虫・カビなどから守ります。

例えば

  • 着物20枚、帯5枚、小物など、娘がいるので増える予定有
    …和たんすや整理たんす
  • 帯や小物は他のたんすに収納済み、着物専用のたんすが欲しい
    …着物たんす十段や小袖たんす
  • 帯だけ収納したい
    …帯たんす等など

大きさ(巾)

通常、関東で三尺五寸(106cm)関西では三尺八寸・四尺(114cm・120cm)が一般的です。普通のタトオ紙で収納ならば三尺五寸で十分入ります。但しタトオ紙のサイズは多々あります、ご自身でお使いのタトオ紙のサイズを確認し、たんすの置き場所、搬入経路など考慮してください。

本体の厚み

並厚

20mm昔の一般的な板の厚さです。

胴厚

27mm現代の代表的な板厚です。

胴丸

30mm~40mm板は厚いのですが、面を丸く取ることにより美しいフォルムな高級仕様。

仕様

■面の取り方、引き出しの造り(アリ組またはウツ木止めなど)

■棚通し(棚板が背中まで同じ厚さか?途中で薄くなっていないか?)

■衣裳盆は丸盆か普通盆か、など

仕上げ(塗装)

桐たんすの塗装の条件は桐の呼吸を妨げないことです。 代表的な塗装は、砥の粉仕上げです。次いで近年フローリングのお部屋に合わせる、時代仕上げ(焼桐)やオイル仕上げ。あとは拭き漆仕上げです。いずれも桐の呼吸を妨げない塗装です。 ラッカー塗装・ウレタン塗装は塗膜が厚く呼吸を妨げて桐の良さを発揮できないのであまりお勧めできません。

まだまだ他に、金具や材料の産地等で価格は変わります。お客様の目的や予算に応じて、材料の産地を変えて製造する事が出来ますので、お気軽にご相談下さい。

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